最近の着付け

少しずつ着物がブームになってきているようです。着付け教室に通う人も多いのではないでしょうか。本来なら、われわれ日本人の民俗衣装ですから、全員が着付けができてもおかしくはないと思いますが、徐々に着物を着る機会が減り、着付けができる人が昔にくらべると減ってきているのではないでしょうか。それでも町にはたくさんの着付け教室があります。着付けの本や、DVDもたくさん出ているようですが、やはりそれぞれで着付け方が少しずつ違います。自分が1番着付けやすいもの、見た目が1番きれいなもの、自分の体型などにあった着付け方を選ぶのが良いかと思います。今はインターネットでも「着付け入門講座」などがあるようです。これは本よりは見やすいかと思いますが、DVDとさほど変わらないのではないでしょうか。しかし、見ているだけでは着付けはできません。見ていると簡単なように見えても、実際にやってみると全然雰囲気が違い、思ったような形にならないことも多々あります。毎日着つけていれば問題ないと思いますが、着付けができる人でもたまにしか着付けをしない場合は、着物を着るときになって、思ったように奇麗に着られなかったりします。日頃から時間のある時に、着物を着つけてみるのもいいですね。日頃にできない場合、着物を着る前日などに練習をしておくとよいでしょう。やはり常にやっていないと感覚が違いますので、前日にでも何度か練習しておくと、当日にスムーズに着つけができるのではないでしょうか。とくに帯などはしっかり練習しておく方がいいと思います。

着付けとメイク

着物を着つけたら、メイクも着ものに合わせてみるのは、なかなか良いことではないでしょうか。私が真剣に着物を着たのは、成人式と、結婚式と、踊りの簡単な発表会でしたが、成人式は、自己流メイクでした。深い紫の振袖に、金髪でした。あの頃は良かれと思ってやってみた「着物に金髪」でしたが、今見るとやはりちょっと微妙な気がします。今でこそ、倖田來未さんや浜崎あゆみさんなどが、和服でも金髪だったりしますが、当時はただの変な趣味の人だったのではないでしょうか。ヘアメイクじたいは、かなり和装な感じのヘアメイクでした。かんざしも刺していましたしね。結婚式の時は、もちろんメイクさんがついていました。
前取りなどという写真を前もって撮っておくというのもしましたが、その時もメイクさんがピッタリと横についていました。
写真だけなので、かなりの厚塗りで、そんなに色白ではない私の顔が真っ白になっていました。前取りもそうでしたが、結婚式は体にもファンデーションを塗るんですね。ドレスにファンデーションがつかないんでしょうか?今さらになって、心配しています。特にウェディングドレスなんかは、必ず真っ白ですしね。やはり、白無垢と洋装、色などでメイクが変わるようで、和装は白でメイクはピンク系でした。同じ白でもウェディングドレスではシャイニー系、カラードレスはレッドでしたので、ライトブラウン系のメイクでした。やはりプロは違います。自分の顔がまるで別人のようになっていました。そのメイクの仕方を覚えて、マネをしてみたりしましたが、やはり普段にそのメイクですと、少し厚化粧に見えますね。

市田ひろみの着付け

市田ひろみさんの着付けの仕方で、長じゅばんに「力布」というものをつける技があります。「力布」とは、長じゅばんの襟に、細長い布を縫い付けておくというものです。だいたい自分のお尻あたりまでの長さがあると使いやすいかと思います。これをしておくと、着物を着たあとでも、着物の中に手を入れて、この布を下方向へ引っ張ることで、衣紋の詰まりを整えたり、前側の襟の開きを整えたりできます。今は、市販のものにすでに力布がついている場合があります。私が持っていたのは、肌じゅばんと長じゅばんを一緒にし、簡略化されたじゅばんに力布がついていました。その力布には、腰ひもを通す場所が3か所ほどあり、これで衣紋の抜き具合を調整できます。ただ、上半身だけのじゅばんでしたので、下にはすそよけを巻き、踊りのお稽古で着るような小紋の着物の時にしか着用していません。訪問着などの時は、やはりちゃんとした長じゅばんに力布をつけておくと良いかと思います。まだ見たことはありませんが、長じゅばんに力布がついた状態で市販されているかもしれませんね。着物の小物、着物の道具も、日々使いやすく開発されているようですね。着物の洗い張りなどは少し手間がかかりますので、着物というと躊躇してしまうかもしれませんが、今は自宅で洗える長じゅばんや着物もたくさん出てきています。普段着るには、そういった着物で十分かと思います。これを機会に着物を着る人や着付けができる人が増えてくるとうれしいですね。

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